基本構造と名称

パーホーセルブロックの基本構造は、下図に示されるように6つの名称により構成されています。

前壁 正面積に対して27%の開口率を有し、入射波による波の上下運動を流れに変換させます。
第1遊水部 前壁を通過した波を貯留することともに撹はん・じょう乱を促進し、エネルギーを減衰させます。波長の短い波はここで消波されます。
補助壁 標準型では9%開口率、透過型では16%の開口率を有し、第1遊水部内で減衰させたエネルギーをさらに減衰させて第2遊水部に伝えます。
第2遊水部 第1遊水部内で減衰できなかった波のエネルギーを、さらに撹はん・じょう乱して減衰させます。
隔壁 隣合った遊水部と完全に隔てることにより、斜め入波による波のエネルギーをも有効に消波・減衰させます。
後壁 不透過の土留壁でありますが、透過型として利用する場合は、9%または16%の開口率を有する透過壁となります。

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